夜は10,000円を超えるコースばかりでも、ランチは比較的安価に楽しめるお店が銀座にはいくつもあります。ここ「唐井筒」もその一つで、夜はすっぽん料理をはじめ、ふぐや鮟鱇等の高級魚のコースが提供されますが、ランチは1,150円から楽しむことができます。
お店の行き方
だいぶ新橋寄りの銀座7丁目。並木通りに面したビルの地下1階にお店があります。最寄り駅は銀座ですが、新橋からも近いです(最寄り出口:銀座B5)。
お店の雰囲気・雑感
13:15到着。
ビルの階段のところに大きく「定食」と書かれた白黒の看板が出ています。階段を降りて左側がお店の入り口です。
引き戸を開けると左前方にL字カウンタ—席が8席、右前方に4人テーブル席が2つあり、右奥の方は掘りごたつ式の座敷が2つ見えます。いかにも割烹という雰囲気漂う店内。たまたまテーブル席のみ空いていたので、テーブル席に案内されました。
カウンタ—越しのキッチンでは割烹着を着た男性が3人きびきびと、且つ明るく調理しています。堅苦しい感じが無くて良いですね。フロアの方は女性が1人で切り盛り。忙しそうです。
BGMは無く、常に聞こえるかれいを揚げる音がBGM代わりです。
料理の印象記
注文してから提供されるまで15分近くかかりました。
かれいを、じっくり時間をかけて揚げているようです。
綺麗に上がった丸ッとしたかれいは、全面におろしがかけられ、濃いめのつゆに浸っています。アサツキが何とも鮮やかなアクセント。小鉢2品は、ひじきの煮物とこんにゃくのピリ辛煮。これに漬物・ご飯・味噌汁という布陣です。
兎にも角にも、いざかれいを!
身は、つゆの凍みたおろしと一緒にいただくと、パリっ・しっとりとした食感の後、旨味が口に広がります。
カラッと揚がった皮と柔らかい身、甘辛のつゆのかかったおろしとかれいの旨味、油が渾然一体となった、得も言われぬ味わいです♪美味い、美味い!
もはや小骨なんか気にしていられません。いや、じっくり時間をかけて揚げられているので、中骨以外の骨は全然食べられます。しかもバリボリとした食感が、これまた美味い。
途中、ひじきやピリ辛のこんにゃくも食べますが、これもなかなか。
そしてかれいの方は、ひれやしっぽも食べちゃいます。しっぽは、つゆがかかっていない箇所。これがまたシャクフワってした軽い食感で美味いんです。魚のしっぽが美味いって思ったことなんて、これが初めてかも。
裏側の身は、時間の経過とともにつゆが凍みこんでいて、濃いめの味でご飯が進む、進む。もちろん、お代わりしました。
身と皮と骨。それぞれ違う食感と味わいを一度に楽しむことができて、とっても大満足。
最後はデザートに甘味をいただきました。
よし!今度女房を連れて一緒に来よう!
サービス情報
・ご飯お代わり自由
・おしぼり:タオルタイプ
お店情報
店名 | 唐井筒 |
営業時間 | 【ランチ】 11:30~13:30 【ディナー】 17:30~22:00(L.O. 21:00) |
定休日 | 土・日・祝 |
リンク | お店のサイト 食べログ |
住所 | 東京都中央区銀座7-6-19 ソワレド銀座弥生ビル B1F |