昭和26年京橋で開業した、宮内庁御用達の老舗の鳥料理のお店です。ランチタイムの看板メニューは唐揚ライス。もちろん僕も唐揚ライスを目当てにお店に行ってきました。
お店の行き方
京橋の京王プレッソインの近くにあります。最寄駅は京橋ですが、東京駅からも近い立地です(最寄り出口:京橋7番出口)。
お店の雰囲気・雑感
13:05到着。
いくつか鳥料理の店が並ぶ一角にある「都鳥」。ガラガラと扉を横に引いてお店に入ると、「いらっしゃい、お二階にどうぞ」の声が。見ると、目の前にある6席のカウンター席は満席になっていました。キッチンでは2人の男性が脇目もふらずに料理に没頭し、1人の男性が接客を担当していました。その男性の案内に従って、そのまま奥の階段から二階へ上がります。
二階もお客さんでいっぱいでしたが、ちょうど入れ違いで席に着くことができました。改めて周囲を見回すと、6人テーブル席が1つ、4人テーブル席が3つ、2人テーブル席が2つで、どのテーブルにもお客さんが座っていました。サラリーマンの方が多かったですが、カジュアルな服装の若い男性も多かったです。IT系の社員かしら?いずれにしても、ほとんど男性の方でした。
対して店員さんは女性の方が2人。忙しそうに切り盛りされていました。
BGMはジャズピアノ。僕が入った時には「A列車で行こう」が流れていて、ちょっと嬉しかったです。限定30食の唐揚ライスを無事注文することに成功して、楽しみに待ちます。
料理の印象記
注文から8分ほどで到着。
一瞬「唐揚?」と戸惑ってしまいました。
いわゆる“唐揚”と言えば、卵くらいの大きさの立体的なものを想像するのですが、提供されたものは大きさはあるものの厚みはさほどなく、平たい感じの形をしていました。「え?これってチキンカツか何かでは?」と思いましたが、「いやカツとは衣が違う…」と思い、「そうだ、衣は良く見ると唐揚の感じだよな」という結論に至り実食を決意。で、改めて見ると、この大きくて平らな唐揚が4つ?4枚?入っていてかなりボリューミー。レモンの他に辛子も添えられているのは珍しいです。
さて、唐揚の前にスープから。一口。出汁がしっかりしていて塩味が効いている鶏のスープ。美味しいです♪
そして唐揚を。シャクっ。熱い!
「ザク」じゃなくて「シャク」とした食感です。柔らかい鶏肉に衣が優しく纏われ、これ以上ない絶妙なタイミングで揚がっています。一言でいうなら上品な唐揚です。これは老若男女問わず楽しめると思います。そしてアツアツなのがさらに嬉しい♪下味がしっかりついていて、何もつけなくても美味いのですが、添えられた辛子をちょっぴり付けるとまた新しい味わいが口に広がります。卓上にある七味と山椒を使っても面白いかも。ニンニクは使用されていないので、午後に人と会う用事があっても大丈夫!
「あー、ご飯大盛にすればよかったなぁ。」と思いつつ、この唐揚の美味さを前にあっという間に平らげたのでした♪
サービス情報
・ご飯大盛無料(お代わりは100円)
・おしぼり:紙タイプ
お店情報
店名 | 京橋 都鳥 |
営業時間 | 【ランチ】 11:30~14:00 【ディナー】 17:00~22:00(L.O. 21:00) |
定休日 | 土・日・祝 |
リンク | お店のサイト 食べログ |
住所 | 東京都中央区京橋1-4-10 |