500円ランチ／京橋 恵み屋／恵み蕎麦

フラッと入れてササッと食べられる立ち食いそばは、時間の無いときには重宝します。既成の麺を茹でる店が多いなか、この「京橋 恵み屋」は注文を受けてから蕎麦を作る珍しいお店です。その方法とは……。

お店の行き方

最寄り駅は京橋。銀座一丁目からも至近です。東京スクエアガーデンから、通り一本首都高寄り。隣には味噌ラーメンが有名な「ど・みそ」があります(最寄り出口：京橋3番出口)。

お店の外観

お店の雰囲気・雑感

14：10頃到着。今時珍しい、椅子のない完全立ち食い専門店。味のある店構えながら、開業したのは今世紀に入ってから。先客は8名ほど。ほとんどサラリーマンの方です。この時間でも結構繁盛しているようです。

BGMはロック。店内に設置されたスピーカーから音が聞こえます。趣味なのかな？テレビ画面にはMVも流れています。

さて、お店に入ったら、まずは正面奥の方にあるカウンターで注文をします。ちなみに店員さんは、カウンターにいる人当たりの良い女性の方と、奥で蕎麦を茹でている男性の方2人でした。注文の仕方ですが、

①蕎麦の種類(恵み蕎麦・ダッタン蕎麦・更科蕎麦・田舎蕎麦等、日によりますが4種類前後)

蕎麦の種類

②量(小盛り150gから特盛650gまで4段階)

蕎麦の量

③食べ方(盛りorぶっかけ＆冷or温)→④トッピング(鬼おろし・とろろ等)の順にオーダー。

食べ方・トッピング等

今回は、恵み蕎麦→並盛→盛りの冷や汁でトッピングは無し。蕎麦が出来るまでは、カウンター向かって右にある給水器から水を汲み、その近くに置いてあるネギやワサビ等の薬味を準備して待ちます。

奥の方のキッチンの様子を見ると、店員さんが、グレーの生地のようなものを機械に入れています。すると出口から一人前に切られた蕎麦がところてんのように出て来て下にある熱湯の入っているであろうお鍋にダイブ。これはなかなか画期的です！

待つこと3分ほどで、「汁が足りなくなったら仰ってくださいね。追加しますので」というお言葉とともに、無事にサーブされました。

料理の印象記

蕎麦をお膳に乗せてもらってテーブルへ。蕎麦・蕎麦つゆ・わさびにねぎというシンプルな出で立ちが潔くて、むしろ食欲をそそります。

蕎麦全景

切り立て、茹でたて、〆立ての十割蕎麦。綺麗なビジュアルです。まずは一本だけ、ちゅるちゅる。細いけど、適度な歯ごたえがあります。いわゆるアルデンテ状態。十割ながら、箸でボソボソと切れる感じも無く、美味い！汁も出汁が効いていて甘過ぎず美味い！立ち食いとは思えないレベルの高さです。

卓上にある唐辛子やすりごまで味に変化を加えるもよし、最後までシンプルに貫き通すもよし。どんな食べ方でも、美味しくいただける蕎麦だと思いました♪

ちなみに、トッピング２種：ダッタン蕎麦の実と大根鬼おろしを追加したのがこちら。ちなみにちなみに、蕎麦は田舎蕎麦です。

ダッタン蕎麦の実と大根鬼おろし

ダッタン蕎麦の実は、食べるとポリポリとした食感で、蕎麦の香りがふわっとして香ばしい味わい。鬼おろしも蕎麦に良く合います。この２つを追加しても並盛で600円です。満足度高いです！

サービス情報

・普通盛りで、他店の大盛りくらい。

お店情報