木へんに冬は柊(ひいらぎ)。木へんに春は椿(つばき)。木へんに夏は榎(えのき)。………では、木へんに秋は?
答えは「ひさぎ(楸)」です。楸は古語で、現在ではどの植物のことを指しているのかは不明らしいのですが、一説によるとアカメガシワのこととも。
さて、そんな趣のある名前の「銀座 楸」ですが、牡蠣を中心に肉とのコラボメニューを多く揃えるお店です。
お店の行き方
銀座シックスの裏手、銀座三原通り沿いにあります。東京油組総本店の隣のビルの2Fです。最寄り駅は銀座ですが、東銀座からも近いです(最寄り出口:銀座A5)。
お店の雰囲気・雑感
13:30到着。
隣の油そばのお店に外国人の方がたくさん並んでいて、一瞬入口が分からなくなりました。気を取り直して階段を上がると、こちらも行列が。ドア前にお客さんが6人待っていました。
「13:45ラストオーダーだけど間に合うかなぁ」と思っていたら、ちょうどタイミングだったのか次々と回転して、10分ほどで入店です。
ドアを開けると右側に空間が広がっています。
カウンターが7席あってバーのような雰囲気。カウンターのお客さんに背を向けるように4人テーブル席と2人テーブル席があります。当然満席で、フロアでは男性店員さんがてんてこ舞い。カウンター向こうの女性店員さんも忙しそう。キッチンからも、姿は見えませんが老練な雰囲気の男性と若い雰囲気の男性の声が聞こえてきています。
活気のある店内ですが、照明は薄暗くて雰囲気があり、BGMに“Fly me to the moon”が優しく流れています。
料理の印象記
オーダー後、直ぐにサラダが提供されました。
和風ドレッシングのサラダを食べつつ、「ジュー」というキッチンからの音に期待を込めながら待つこと10分弱。いよいよメインの登場です!
黒カレーの海には白いクリームが海岸線のように施され、赤身肉の島がぽっかり浮かんでいます。そして、てっぺんには存在感のある牡蠣のステーキが。気分が一気に上がって、たまらず一口。硬めに炊かれた御飯と黒カレーが絶妙な食感♪おっと、スパイスの直線的な辛さが直撃!これは意外でした。ステーキがメインだし、てっきりカレーはマイルドだとばっかり思っていましたが、これは嬉しい誤算。ピリ辛で美味しいカレーです♪
ステーキはミディアムに焼かれてとても柔らか。その下には、玉ねぎのソテーが隠れています。このステーキとご飯・カレーの三位一体はとてつもない美味しさ♪
そしててっぺんの牡蠣、噛むとジュワっと旨味が広がって美味しい♪カレーとも合います。あー、大盛にすれば良かったなー。
食べ終わってお水を飲んでいると、ある程度落ち着いてきて余裕が出てきたのか、老練な男性店員さんと女性店員さんがお皿を洗いながら「13時過ぎから混むのって、珍しいよな」と話す声が聞こえてきました。だとすれば、13時過ぎに来るのが狙い目かも知れません。
サービス情報
・おしぼり:紙タイプ
・大盛無料
お店情報
店名 | 銀座 楸(ひさぎ) |
営業時間 | 【ランチ】 11:30~14:00(L.O. 13:45) 【ディナー】 18:00~22:30(L.O. 21:30) |
定休日 | 日曜・祝日。第三月曜日 |
リンク | お店のサイト 食べログ (ディナータイム ) |
住所 | 東京都中央区銀座6-12-16 片桐ビルⅡ 2F |