創業からかれこれ半世紀以上が経過している老舗洋食店。大正3年に巣鴨で創業した精肉店の直営だけあって、良いお肉を安く提供できるとのこと。その為か行列することも多い人気店です。
お店の行き方
お店は有楽町駅京橋口の目の前にある東京交通会館の地下1階にあります。地下道を行けば、銀座駅からも雨に濡れずに行くことが可能です(最寄り出口:有楽町京橋口)。
お店の雰囲気・雑感
13:45頃到着。席は満席で、外には待っているお客さんが1名。ここは14:00頃にラストオーダーになるので、このくらいの時間でギリギリです。待っている間に、元気の良いお姉さんから何にするかを聞かれます。ほどなくして店内に案内され、カウンター席に座りました。
席数は、L字カウンターで8席くらい。見え辛いですが、奥に4名のテーブル席があります。厨房にはキャップをかぶったおじ様が一人で調理をしています。奥の方にも一人いるようです。お客さんは、サラリーマンの方と、平日昼間ですがカップルが2組ほど。外国人の方はいませんでした。
僕の隣に座っているカップルが、オーダーをした後に何やらメニューを見ながら悩んでいる雰囲気を醸し出していたのですが、すかさず厨房のおじ様が「メニュー、変えても良いよ」と。カップルは「いいえ、大丈夫です」と言っていましたが、良く気が付くなあと思いました。全体的に和気あいあいとした雰囲気です。
料理の印象記
メニューはずらりと肉料理が並びますが、揚げ物も美味しいお店です。「あじフライを有楽町で」という本でも紹介されているミックスA定食はメンチカツ・あじフライ・エビフライで1,000円と魅力的ですが、本日はロースかつカレーをチョイス。カレーは、以前はレギュラーメニューだったのですが、いつの頃からか別途掲示されるようになりました。なので、カレーのある日は嬉しくなります。
程なくしてかつカレーが到着。
まず見た目のボリューム感が凄いです。こんもり盛られたライスに揚げたてのロースかつが乗り、お皿の2/3くらいをカレーの海が覆い、千切りキャベツと人参のミニサラダも添えられています。卓上にあるドレッシングをサラダにかけ、細切りたくあんもご飯の上に乗せていざ実食!
まずカレーを。一口食べるとトロミと甘味が広がります。甘味がある分、後からほんのりとスパイスが効いてきて、じんわりと辛さを感じます。ギャップが効いています。この甘味はトマトケチャップと思います。ほかに、ひき肉やすじが一緒に煮込まれていてなかなか贅沢な味わいです。サクサク揚げたてのかつも、肉屋直営だけあって美味しいです。見た目がボリューミーなのに反して、サクッと軽く食べ進められ、あっという間にペロッと平らげてしまいました。とても美味しかったです!ご馳走様でした♪
ここでふとした疑問が。
「かつカレーって、とんかつ専門店やお肉専門店で良く見かけるメニューだけど、カレー専門店でも出るよな…。どっちの店が考え出したメニューなんだろう?」
うーん、考え中…。
サービス情報
喫煙:不可ですが、すぐ近くに喫煙ルームがあります。
お店情報
店名 | キッチン大正軒 |
営業時間 | 【ランチ】 月~金 11:00~14:30 土 11:00~15:00 【ディナー】 月~金 17:30~20:00 ※ディナーは不定休 |
定休日 | 日・祝 |
リンク | 食べログ ホットペッパーグルメ |
住所 | 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F |