1,000円ランチ／母さんの台所／昼定食（魚）

銀座のソニー通りを歩いていた時に偶然発見した看板。

「母さんの台所」の看板

墨一色の男前な達筆で書かれている言葉は「母さんの台所」。もう一つの看板には、これまた潔く「魚」「肉」と漢字一文字が並び、どうやらランチで定食を出していることは分かったけれど、脇に書いてある説明もごくわずか。でも、不思議な魅力を感じていざ行ってみることに。

お店の行き方

外堀通りと並木通りのちょうど間に挟まれた通り：ソニー通り沿いにお店があります。最寄り駅は銀座です(最寄り出口：銀座B7)。

お店の雰囲気・雑感

13：50到着。

お店の入口

お店に入ると、小さなワンちゃんを連れている常連さんと思われるお客さんが帰るところでした。ファーストコンタクトからビックリ。

年配の男性店員さんに奥の席を勧められて向かいます。そして、メニューを聞こうとする前に「魚は鯖と鮭、それから…あこう鯛」とのアナウンス。上着を脱ぎつつ「あこう鯛を」と注文し、諸々落ち着いたところで着座。ちなみに肉メニューは「しょうが焼き」です。

店内は、入って右手にキッチンとカウンタ—席が6席、左手に4人テーブル席(ソファーと丸椅子)が3つという仕様。キッチンの後ろには「魔王」や「森伊蔵」等の酒瓶が並び、いわゆるスナックという感じのお店のつくりです。BGMはなく壁に備え付けられたテレビの音が流れています。

お客さんは、さっきのワンちゃんを連れた方が帰って僕一人に。店員さんは、キッチンに立つ割烹着姿のママと、これまた先ほど案内してくれた、ハキハキしてにっこり笑ってて元気な年配の紳士の2人。

なるほど、「母さんの台所」という言葉がしっくりくる、温かみのあるお店です。

料理の印象記

注文後、12分ほどで着膳。

様々なおかず

ご飯とお味噌汁と小鉢が5品。結構あります。そして少々遅れてあこう鯛の到着です。

まずはお味噌汁を一口。うん、「ザ・お袋の味」って感じで美味しいです。

あこう鯛のアップ

続いてあこう鯛を。身はしっかりとしていて身離れが良いです。一口。おっ、粕漬のふんわり甘い風味が美味しいです！

小鉢5品はサラダ、鶏つくね、玉子焼き、切り干し大根にたくあん。サラダは、カリフラワーにパプリカが入っていて意外とオシャレ。鶏つくねは淡白な鶏肉に甘辛のタレが美味しいです。
そして一番のお気に入りは玉子焼き。少し甘めで、これは家のお袋と同じです！

副菜たくさんで楽しく美味しく食べ終わる頃、中年男性のお一人様が来店しました。お袋の味を求めてくる人が多い店なのかも知れません。

サービス情報

・喫煙可
・おしぼり：タオルタイプ

お店情報