「ブラジル料理」っていうと何を思い浮かべるでしょうか?2年前にリオでオリンピックがあった際に紹介されたのはシュラスコが多かったと思いますが、ここ「カフェ・ド・セントロ」はシュラスコではないブラジル料理が味わえるお店です。
お店の行き方
帝劇ビルの地下2Fにあります。都営三田線の日比谷駅だったら改札出て直ぐ(B3出口)。有楽町駅や、ちょっと遠いですが銀座駅からも地下を伝っていくことが出来るので、雨の日でも安心です。
お店の雰囲気・雑感
13:45頃到着。この時間だと店内は空いていました。
ここはまずお会計をするスタイルです。おそらく外国人(もしくはハーフ)の店員さんに1,000円を渡してから店内に入って席を決めます。奥のテーブル席は全部で32席。ほかにカウンターと、手前側にバーに良くあるタイプの背の高いテーブルがいくつかあります。全部で50名の収容かと。ちなみに個室はありませんでした。ヒップホップの流れる店内はほんの少し暗めの照明です。
ちょっと迷った末に奥のテーブル席にジャケットを置き、料理を取りに行きます。慣れないもので、お皿を持ったまま料理を眺めていると、さっき会計をしてくれた店員さんがいろいろと説明してくれました。結構親切な方です。一通りお皿に盛ってから席に戻り、お楽しみの実食です♪
料理の印象記
まずは「ポンデケージョ」というブラジルのパン。
店員さんによれば、「外はカリッとしていて中はモチモチですよー」とのこと。一口食べると確かにカリッとしていて、中はモチモチ…いやモチモチ感がかなり凄かったです。それもそのはず。「材料はタピオカ粉とチーズです」とのことでした。
「フェジョン」はブラジルで日常的に良く食べられている料理で豆のシチュー。“おふくろの味”とか“国民食”とか呼ばれるくらいメジャーな料理のようです。カレーのようにお皿に盛ったご飯の上にかけると、「ビナグレッチ(野菜のビネガーソース)はご飯に混ぜて、ファロッファ(タピオカ芋から作った粉)もかけて食べてね」とのこと。
一口。フェジョン自体は塩味で、若干塩気が強いもののシンプルな豆と豚肉の煮込みという感じ。ですが、ファロッファやヒナグレッチと混ぜて食べると味に奥行きが出来て、さっぱりさわやかに食べることができました。豆の煮込み料理って、スペインとかポルトガルの料理にも多かったように思いましたが、そういえばブラジルってポルトガルの植民地でしたね。ジャガイモを使った料理も多かったので、影響が色濃く出ているのかも知れないなと思いました。
「牛肉のトマト煮」は、肉がぐずぐずに煮込まれていてとても柔らかくて美味でした。「フランゴ コン キアボ」という鶏肉とおくらの煮込みも、ハーブが結構効いていて美味しかったです。そのほかの料理も美味しく、あっという間に完食してしまいました。
お代わりはたっぷりのフェジョンとご飯。
牛肉のトマト煮とポンデケージョにポテトフライ。これも平らげた後にコーヒーゼリーとアイスコーヒーをいただき、大満足のランチでした♪
めちゃくちゃ美味しかったです。また来ます。ご馳走様でした。
サービス情報
・月・水・金:ランチビュッフェ
・火・木:ガレットランチ。サラダとフェジョン取り放題
お店情報
店名 | カフェ・ド・セントロ 丸の内店 |
営業時間 | 【ランチ】 月~金 11:30~14:30(L.O. 14:00) 【ディナー】 月~金 17:00~22:30(L.O. 21:50 ドリンクL.O. 22:00) 土 15:00~21:00(L.O. 20:00) |
定休日 | 日曜・祝日 |
リンク | お店のサイト 食べログ (ディナー ネット予約可) |
住所 | 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル B2F |