「カツカレーは、お肉屋さんとカレー専門店、どちらが考え出したメニューなのか?」っていう問いに対する一つの答えが、このお店です。
昭和22年創業の歴史ある“洋食店”。そして、『カツカレー発祥の店』を謳っています。曰く「昭和23年 元巨人軍・千葉茂氏の『カレーライスにポークカツレツをのせてくれ!』この一言でカツカレーが誕生しました。」とのことです。
お店の行き方
銀座の中心に近いガス灯通り沿いにあります。近隣には、やはり老舗の洋食の有名店:煉瓦亭があります。最寄駅は銀座ですが、銀座一丁目・有楽町からも近いです。赤と白のストライプの屋根が目印です(最寄り出口:銀座A9等)。
お店の雰囲気・雑感
13:45頃到着。ドアを開けると、BGMに流れているポピュラー音楽とも相まって、どこか懐かしい雰囲気の店内です。
穏やかで品のある女性店員さんに促され、カウンター席に着きます。店員さんは、今の女性店員さんの他にはレジのところに女性店員さんが一人、厨房に男性のコックさんが1人いるようでした。お客さんは、カップルが2組とサラリーマンのお一人様です。後から女性のお一人様も来店しました。店内は、入口近くにカウンター席が4席、奥に4人テーブル席が4つと2人テーブル席が1つで、全部で22席。個室は有りませんでした。
メニューは、「千葉さんのカツレツカレー」と決めていたのですが、どれも美味しそうで正直迷いました。けれどもここは初志貫徹で女性店員さんにオーダーします。
全体的に、とにかく穏やかな空気が流れていて、とても落ち着いて食事ができると思います。
料理の印象記
まずはカップスープがサーブされます。
良くあるタイプのポタージュかな?と思いつつ飲んだのですが、これが結構美味しいです!トロミがあって濃厚な味。「クラムチャウダーかな?」と思いましたが、「あさりとベーコンのポタージュ」とのことでした。創業からの伝統のレシピとのことです。思わぬ誤算に嬉しくなり、カツカレーへの期待が高まります!
そして、7~8分ほどしてお待ちかねのカツカレーの登場です。
ラグビーボール形に綺麗に盛られたご飯にたっぷりのカレーがかかり、その隣にはカラッと揚がった厚めのカツが鎮座していて、カレーの洪水を受け止めています。キャベツの千切りにパセリ、福神漬けも添えられていて、とっても綺麗なデコレートです♪
まずはカレーを一口。ベースがしっかりしていてひき肉が多めの美味しい欧風カレーです♪辛さはさほどなく、老若男女問わず安心して食べられる味です。そしていよいよカツを。お、これは揚げたてのアツアツです♪厚みもあってなかなかのボリューム感ですが、サクサクしていてどこか軽やかな感じがあり、意外とあっさりと食べられます。キャベツの千切りや福神漬けも良いアクセントです。古き良き日本の洋食っていう風情があります。あっという間に完食しましたが、「もう少し食べられそうだな」と思いました。
カツカレー発祥の洋食店のカツカレーの味、とっても美味しかったです!ご馳走様でした♪
サービス情報
・おしぼり:紙タイプ
お店情報
店名 | 銀座スイス |
営業時間 | 月~土 11:00~21:00(L.O.) 日・祝 10:30~20:30(L.O.) |
定休日 | 不定休 |
リンク | お店のサイト 食べログ ホットペッパーグルメ |
住所 | 東京都中央区銀座3-5-16 |