1,100円ランチ／銀座 梅林／かつ丼

昭和2年創業の老舗。銀座では初のとんかつ専門店だそうです。並んでいることも多いのですが、銀座8丁目方面に用事があったので、行ってみました。

銀座中央通りを、銀座六丁目の交差点から西の方(JR方面)に曲がってちょっと行ったところにあります。フェラガモの隣です(最寄り出口：銀座A2)。

13：50頃到着。幸い待っているお客さんは無く、スムースにカウンター席に着くことができました。入って左側がカウンター席で15席ほど。右の奥がテーブル席で20席弱ありそうです。とんかつの揚がる音がBGMです。

お客さんは…老若男女、日本人・外国人問わずいっぱいいました。さすがに超有名店です。店員さんはキッチンとホールにそれぞれ4人ずつで、忙しいながらも丁寧な応対です。お茶を運んできた店員さんにカツ丼をオーダーすると、「ご飯大盛にしますか？」と聞いてくれました。普通でオーダーしましたが、嬉しい気遣いです。

キッチンでは、パン粉をたっぷりとまぶした豚肉を挙げている店員さんと背中合わせで、別の店員さんが豚肉を瓶の様な調理器具でガンガン叩いていました。筋繊維をほぐして柔らかくする為の下処理で、期待が高まります。店全体が、忙しないなかにも優しい空気感です。

カウンターからの眺め

料理全景(蓋閉じver.)

運ばれて来た膳に乗ってる箸やおしぼりの表には「珍豚美人(ちんとん志ゃん)」って書かれています。これは、五代目一龍斎貞丈師っていう講談師の方から贈られた色紙に書いてあって、以来梅林の愛称となっているようです。

お箸とおしぼりの袋には「珍豚美人」

閑話休題。
カツ丼の蓋を開けると美味しそうなにおいが漂ってきます♪魅力的なビジュアル！ここのカツ丼のタレは、一般的なカツオだしではなく、豚肉と玉ねぎから取ったスープを使用した独自のタレを使っているそうです。

料理全景(蓋開けver.)

お味噌汁の蓋も開けて一口。豆腐とネギの赤だし、美味しいです♪

それからカツ丼へ。カツは、タレを吸っているものの僅かに歯ごたえが残っています。お肉はとても柔らかくて美味しいです。そして、油がしつこくないです。年配の方も安心して食べられると思います。

カツの厚みはこんな感じ

あっという間に完食してしまいました。とっても美味しかったです。ごちそうさまでした♪

・ご飯の大盛サービス