インド料理の中でも、タンドール料理を得意とする「カイバル」。タンドールとは、粘土製の壷窯型のオーブンのことでインド料理の調理に良く用いられます。代表的なのはタンドリーチキンやナンですが、このお店では肉・魚・野菜等様々なものをタンドールで焼いて提供してくれるのです。京橋にある「ダバ・インディア」や銀座にある「グルガオン」の姉妹店として、かれこれ12年ほど営業している同店ですが、2019年3月末で閉店とのことです。もし、ご興味がある場合は、どうぞお早めに。
お店の行き方
銀座一丁目の昭和通り沿いにお店があります。最寄駅は銀座一丁目ですが、宝町や東銀座からも比較的近い位置にあります(最寄り出口:銀座一丁目10番出口)。
お店の雰囲気
13:54到着。
外階段を上がりお店のドアを開けるとエスニックな空間が広がっています。
BGMもインド風のインストゥルメンタルが流れていて、オリエンタルな雰囲気ばっちりです。
店員さんに案内され、端の方のテーブル席へ。ざっと見回す限り先客は20名くらいでしょうか。お一人様や女性のグループ、家族連れの方や外国人の方もいました。もともと人気のあるお店ですが、平日のこの時間でも結構席が埋まっているので、ちょっと驚き。
フロアにはエキゾチックな制服に身を包んだ店員さんが3名ほど、キッチンの方にもインド系の方とみられるコックさんが3人で腕を振るっています。
窓から陽光が射し込む明るい店内で、料理の到着を待ちます。
料理の印象記
オーダーから6分経って、まずはカレーからサーブされました。焼き物はもう少し後とのことです。
綺麗なビジュアルです。こんもり盛られたサフランライスに焼き目の付いたナンは若干小振りな印象。カレーは、右からバターチキン(甘口)・里芋と人参とチャナ豆(中辛)・ポーク(辛口)の3種理です。まずはナンをちぎってバターチキンカレーから。
一口。おっ、とってもマイルドでまるでチーズのような味わいがあります。お子様にもオススメの感じ。続いて里芋と人参とチャナ豆のカレーを。辛さはさほど無く、里芋が美味しい。そして禁断のポークを。生姜が効いていて、これは結構辛さを感じます。
とは言え、辛い物好きとしてはまだ足りないのでチリソース追加。でさらに食べると…、おっと、このチリソースは後から来ますね、結構辛くなりました。
そうこうしているうちに焼きものの到着。チキンが2つに海老とカリフラワーです。ガラスの小皿に盛られている緑色のものはミントソースです。これをタンドリーチキンにつけて食べると、また一味違った爽やかな味を楽しめます。
もう10年近く前ですが、タンドールで焼いたカリフラワーは、このお店で初めて食べました。それまで、タンドリーチキンしか知らなかった僕には、新鮮な衝撃でした。そして、今食べても絶品です♪
本当に、あと2ヶ月弱で閉じてしまうのが惜しいお店です。3月までに、また何度か来ようと思うランチタイムでした。
サービス情報
・ライス大盛無料
・おしぼり:タオルタイプ
・辛いのが好きな場合、頼めば自家製チリソースを提供してくれます。
お店情報
店名 | カイバル |
営業時間 | 火~金 11:15~15:00(L.O. 14:30)/17:00~23:00(L.O. 22:00) 土日祝 12:00~22:00(L.O. 21:00) |
定休日 | 月曜日 |
リンク | お店のサイト 食べログ ホットペッパーグルメ |
住所 | 東京都中央区銀座1-14-6 銀座一丁目ビル 1F |