670円ランチ／日本橋お多幸本店／とうめし定食

用事があって東京の方に出たので、帰りがてらランチに八重洲近辺のお店へ。前々から気になっていた「日本橋お多幸」へ行ってみました。銀座八丁目にもお店がありますが、ランチタイムからオープンしているのはこちらの「日本橋お多幸」です。

お店の行き方

永代通りと中央通りが交差する「日本橋」交差点の近くにあります。最寄り駅は日本橋ですが、東京駅からも歩いていくことができます(最寄り出口：日本橋B5)。

お店のある通り

お店の雰囲気・雑感

13：10到着。

お店の外観

老舗の割には比較的新しめの外観。それもそのはず。以前は銀座5丁目にあったのが、2002年7月に日本橋に移転オープンしたとのこと。ちなみに、創業は1923年です。

お店の様子

お店に入るとお客さんがいっぱい。1階はカウンターが7席ほどと2人席テーブルが1つ。そのテーブル席で相席となります。

お客さんは、サラリーマンの方や就活と思われるリクルートスーツを着た女性、近所から来たと思われる普段着のおじちゃんおばちゃん等々、後から後からひっきりなしに入って来ては、2階や3階の席に案内されていきます。この状況が、ランチタイムラストオーダーの13：30まで続いていました。めちゃくちゃ繁盛している様子。

メニュー1

早速メニューを拝見。実はこのお店は僕の姉貴から薦められていて、その時に聞いたのが「とうめし定食」なのですが…。あー、やっぱり看板メニューのようです。しかし値段を見てビックリ！670円！！虚を突かれているタイミングで店員さんが「お決まりですか？」と。我に返ってとうめし定食を注文。

そして周りを見るとお揃いのＴシャツを着た店員さんがあちらこちらに。階段の行き来や定食の盛り付けをしている方々等ざっと6人はいるでしょうか。厨房の方には割烹着のような作務衣のような白い服を着た男性が2人が一生懸命に調理しています。

店員さんたちの注文を通す声がBGMでしょうか。お客さんがひっきりなしなので、声もひっきりなしです。さながら、一昔前の兜町の「場立ち」の方々みたい？

メニュー2

料理の印象記

注文から3分経たずに提供されました。

とうめしのアップ

茶色いご飯に乗った、おでん汁がしみ込んだ一丁の豆腐。シンプルかつ豪快な丼です。

小鉢の煮物

小鉢は大根と玉子の煮物。ねぎと肉も入っている豪華な仕様です。そして刻みネギ、大根サラダに沢庵、しじみの味噌汁といった陣容。

まずはお味噌汁を一口。美味い。

豆腐を崩したところ

そして何と言っても豆腐の乗ったご飯「とうめし」♪早速パクリ。豆腐自体は木綿ながら絹ごしよりもさらに柔らかくグズグズ。甘味のあるおでん出汁がたくさんしみ込んでいます。ご飯も柔らかめで味が付いており、豆腐と一緒にかっ込むと至福の時♪最初はそのまま楽しんで、あとの方で卓上の唐辛子をひと振りするのも美味しい♪そして小鉢の煮物にはからしを。甘めの味付けが引き立ちます。

とうめしを味わう合間に煮物や漬物も楽しみ、あっという間に全部食べちゃいました。この界隈でこの値段で、シンプルながらも美味しいこのクオリティ。そりゃお客さんもひっきりなしですね。

サービス情報

・外国語対応(英語)スタッフの方がいます
・利き酒師がいます

お店情報