超有名と言っても過言ではない「空也もなか」。歌舞伎界でもご贔屓にしている方が多く、古くは、文豪の夏目漱石が空也のファンで、漱石の弟子の野上弥生子が空也の看板を書いたというエピソードもある同店。デパートでの販売や通販も行っておらず銀座のお店に行っても売り切れていることが多いので、ハードルが高く思えますが、1週間前でも1か月前でも予約を受け付けているので早めに連絡をすればOKです。
お店の行き方
銀座6丁目、並木通り沿いにお店があります。
シャネルの少し先です。最寄駅はもちろん銀座です(最寄り出口:銀座B5)。
お店の雰囲気・雑感
ハイブランドのお店が立ち並ぶ通りにスっと現れる「空也もなか」の暖簾。
中に入ると、カウンターテーブルがあって、予約した方へ渡すためと思われる袋入りの商品がズラリ。壁にかかっているカレンダーには日付に「×」の文字がズラリ。予約の可・不可を表しています。化粧箱入り30個と自宅用10個を予約していた旨伝えると、程なくして提供されました。ちなみに販売している個数・値段は以下の通りです。
化粧箱 | 自家用箱 | 木箱 | |
10個 | 1,200円 | 1,100円 | --- |
15個 | 1,800円 | 1,650円 | --- |
20個 | 2,400円 | 2,200円 | --- |
24個 | 2,840円 | --- | --- |
30個 | 3,600円 | 3,300円 | 4,000円 |
40個 | 4,700円 | --- | --- |
50個 | 5,850円 | 5,500円 | 6,500円 |
75個 | 8,700円 | --- | --- |
108個 | --- | --- | 13,500円 |
忙しそうにしている店員さんに会釈して、お店を後にしました。
お土産の印象記
綺麗に結ばれているビニール袋を開け、
スカイブルーの紐を解き、
包みを開けると現れました♪
蓋を開けるとまずフワっと香ばしい良い香りが漂ってきます。最中の皮を火で炙っている「焦がし皮」の香りです。そもそもは焦がし皮ではなかったそうですが、空也の初代店主が友人である歌舞伎役者の九代目団十郎を訪問した時に、最中を火鉢でちょっと焦がしてから勧められたのが美味しかったそうで、そのことにヒントを得て売り出したそうです。
整然と収められているひょうたんの形をした最中は意外と小振り。お子様でも二口・三口程度で食べきれてしまう大きさです。食べてみると、最中の香ばしさをダイレクトに感じます。程好い甘さのつぶ餡も美味♪気が付くと、2個目の最中に手が伸びていました。
安全・安心な美味しいお菓子を、その日のうちに売り切るのが空也のスタイルとのこと。なるほど、そのこだわりこそが美味しさの秘密かなと思いました。老若男女みんなに喜ばれるもなかです♪
なお、賞味期限は1週間ですが、乾燥すると餡が硬くなってしまうので、箱の上からでもビニール袋で包み乾燥を防いでほしいとのことです。購入された際は、ご注意ください。
サービス情報
・予約可
お店情報
店名 | 空也(くうや) |
営業時間 | 月~金 11:00~17:00 土 10:00~16:00 |
定休日 | 日・祝 |
リンク | お店のサイト 食べログ ホットペッパーグルメ |
住所 | 東京都中央区銀座6-7-19 |